後遺症害の種類

後遺障害と一言で言ってしまっても、それには様々な種類があります。完治すべく適切な治療を行いますが、一度受けてしまった大きな怪我を全く元の状態に戻すことは、こぼしてしまった水をコップに戻すようなもので、違和感など残ってしまいがちです。

下肢の損傷例えば、上肢・下肢の障害としては部分欠損であったり、人の目に触れる場所に傷跡が残ってしまう醜状障害、脊髄などに傷を受け運動障害や変形してしまった場合はレントゲン画像などでもすぐわかるため、後遺障害の中でも目に見えやすいものです。

しかし、その反面見ただけではわかりにくい後遺障害も存在しています。意識障害を交通事故により起こし、それにより社会復帰が困難になってしまう高次脳機能障害、外傷による「てんかん」の発病、目・耳・におい・味覚がわからなくなってしまう障害や、めまいや痺れといったものまで様々です。そのような後遺障害の中でも、CRPSというRSDやカウザルギーといった怪我をした場所が治ったのにもかかわらず痛みが残るものもあります。反射性交感神経性ジストロフィーと呼ばれるRSDは外傷が軽微であるにもかかわらず、治療の経過と共に浮腫や発汗異常などが発生します。カウザルギーは、神経を損傷するような怪我に、痛覚過敏や灼熱感を伴う激しい痛みなどを発症します。レントゲンや血液検査では異常が出ないこともあるため、痛みやストレスにより最悪の場合、精神疾患を誘発して発症してしまうことがあります。

後遺障害は、このように目で見てわかるものだけではないため適切な治療を行いたいものです。